みりとの奇跡 ~ One in a million ~


小さな体で慢性腎不全・甲状腺機能亢進症と懸命に闘うみり(1989.7.1生まれ♀21歳)と、無知な飼い主ふたりの看護日記。
by miri-mama
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みり履歴書~甲状腺機能亢進症・慢性腎不全編~2008年

2008年3月7日(みり18歳) 甲状腺機能亢進症・慢性腎不全を宣告される。



みりは2006年頃から食欲が増して来た。
たくさん食べてくれるのがうれしくて、いろんなものをたくさん食べさせていた。

ドライ(サイエンスダイエットシニア)、金缶、焼きかつお、焼きイワシ‥おいしそうにガツガツ食べ、『たりなーい!』とお代わりをねだる時もあった。

そのわりには全然太らない。

1度目の前庭障害の時も、ごはんの要求はすごくて、たくさん食べてたらどんな病気も治ると思って、どんどん食べさせていた。

たくさん食べる事がサインの病気があるなんて、夢にも思ってなかった私は、
みぃちゃんはいいね~たくさん食べても太らなくて~♪‥ぐらいにしか思っていなかった。

※食べさせていた物は、どれもこれもタンパク質が豊富に含まれている物ばかり。
ドライ29%以上、缶詰18%以上、おやつ33%以上・・・今考えると、かなりゾッとする数字。

そんな状態が約1年半続いた。

2度目の前庭障害の時、転院先の先生にみりの様子を話すと、そんなに食べてるのに体重が増えないのは、甲状腺に異常があるかもしれないと言われ、初めて甲状腺機能亢進症という病気の存在を知った。

検査の末、2008年3月7日甲状腺機能亢進症・慢性腎不全を宣告された。
腎臓悪化の影響で、肝臓も悪化しているとのこと。

その時の数値。
【検査項目】正常値≪みりの数値≫
【T4】0.5~3.0≪5.2≫
【GOT】18~51≪79≫
【GPT】22~84≪251≫
【ALP】38~165≪257≫
【BUN】17.6~32.8≪52.2≫
【CRE】0.8~1.8≪2.0≫


一度壊れた腎臓は再生されない事も初めて知る。
ただ、食事療法で余命が2倍3倍延びる可能性があると。

その時先生が『例えば、この時点で余命1年と思われる場合でも、食事療法で2年3年に延びると言われています。』と言った。

その中の『余命1年』という言葉がすごく引っ掛かった。
ちゃんと先生は『例えば』と言ったし、みりの事を言ってるんじゃないのはわかっていた。
でも、先生が何気なく言った『余命1年』という言葉が、頭の中でずっとこだまのように響いた。
みりの事を言ったの?・・・みりが余命1年っていう事をストレートに言いづらいから例え話として言ったの?・・・先生の言う食事療法をみりが嫌がって、成功しなかった場合、みりは余命1年かそれ以下になるって事?・・・とぐるぐるぐるぐる考え始めたら止まらなくなってしまった。
好き嫌いも多く、わがままなみりが療法食を食べてくれる可能性は低い。
その時みりは18歳8ヵ月と6日‥余命1年としても20歳までは生きられないという事になる‥

いつかはそういう日が来ると頭ではわかっていたはず。
でも、気持ちが全く付いて行かない。
どうしてみりがいなくならなければならないの?
ひとりで旅立つなんて、みりはどんなに不安だろう‥
残される私達の生活はどうなってしまうの?

そんなモードに入ってしまうと、また後悔ネタを探し始めてしまう。
もっと早く気付いて検査していれば‥
あの時のあの鳴き方は、私達に何かを訴えていたのかも‥
どうしてもっと早く‥
どうして‥
どうして‥

自分を責めるネタはどんどんどんどん溢れて来る。

出来る限りの事をしてあげなければ!‥と思えるようになるまで何時間かかっただろう。
甲状腺の薬を毎日飲ませて、ドライフードも腎臓サポートに変えて、タンパク質の少ないごはんにネフガードという顆粒状の炭を混ぜて食べさせなければならない。
やる事はたくさんある。
しかも何もかも初めてづくし。
そしてこの先ずっと続けなければならない。
みりがちゃんと付き合ってくれるだろうか‥

不安だらけの闘病スタート。

ドライフードは、病院からサンプルをもらって来た物をいくつか試す。

甲状腺の数値がまだ高い影響もあって、とりあえず出された物は食べてしまう。
そのおかげで、心配してた食事療法も出だし快調。

それから私達は、ネフガードを混ぜる為の缶詰を探して、あちこち巡った。
タンパクの少ない物を探して来ては試す日々。
そんな中、かなりタンパクが少ない『ミャウミャウのたっぷりゼリーシリーズ』(タンパク6.0%~6.5%、80g)に巡り会い、次の血液検査までしばらくミャウミャウを食べさせる事にした。
それまで食べていた物に比べたら、明らかにおいしくない物なのに、私達の必死さを理解してくれているかのように、みりは頑張って食べてくれた。

次の血液検査で、甲状腺・腎臓共に数値が下がった。

その次の検査では、全て参考正常値範囲内まで下がった。

医者が言うように、食事療法で寿命が延ばせるかもしれないと、初めて希望が持てた。

<血液検査結果>
【検査項目】正常値≪2008.3.7≫⇒≪2008.3.20≫⇒≪2008.4.15≫
【T4】0.5~3.0≪5.2≫⇒≪1.2≫⇒≪検査なし≫
【GOT】18~51≪79≫⇒≪35≫⇒≪27≫
【GPT】22~84≪251≫⇒≪99≫⇒≪69≫
【ALP】38~165≪257≫⇒≪160≫⇒≪142≫
【BUN】17.6~32.8≪52.2≫⇒≪33.3≫⇒≪26.7≫
【CRE】0.8~1.8≪2.0≫⇒≪1.2≫⇒≪1.5≫

腎不全宣告から約1年4ヵ月後の2009年7月1日、みりは20歳になった。
宣告された時、みりは20歳を迎える事は出来ないんだ‥と勝手に思い込んだので、20歳の誕生日になった瞬間は、涙がこぼれた。
頑張ってくれてありがとう‥そばにいてくれてありがとう‥という気持ちでいっぱいだった。

※宣告から約1年半経った現在、徐々に療法食も好き嫌いするようになり、タンパクの少ない食べ物を探す日々は続いている。
時には大手ペットフードメーカーのお客様窓口のおじさまと一触即発の大騒ぎをしながら・・・
(この件はまたいずれ‥)

※現在の数値。
【検査項目】正常値≪2009.9.4の数値≫
【GOT】18~51≪31≫
【GPT】22~84≪102≫
【ALP】38~165≪100≫
【BUN】17.6~32.8≪36.9≫
【CRE】0.8~1.8≪2.1≫
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by miri-mama | 2009-09-08 21:37 | みり履歴書

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みり数値

【腎臓】
  日付  《BUN》《CRE》
'08.03.07《52.2》《2.0》
'08.03.20《33.3》《1.2》
'08.04.14《26.7》《1.5》
'08.06.14《32.8》《1.9》
'08.08.08《27.3》《2.2》
'08.09.27《33.9》《2.7》
'08.11.17《34.0》《3.4》
'08.11.22《36.5》《3.1》
'08.11.26《35.5》《3.4》
'08.12.13《36.0》《2.0》
'09.02.17《31.5》《1.8》
'09.05.16《43.1》《2.4》
'09.06.13《33.7》《2.4》
'09.08.08《37.1》《2.3》
'09.09.04《36.9》《2.1》
'09.10.05《29.7》《2.1》
'09.11.14《33.8》《1.6》
'09.12.19《36.3》《1.8》
'10.02.20《37.4》《1.5》
'10.04.17《30.7》《1.7》
'10.05.29《38.6》《1.9》
'10.07.31《37.2》《2.5》
'10.10.16《35.2》《1.9》
'11.01.04《40.1》《2.1》

参考基準値
BUN 17.6~32.8
CRE 0.8~1.8


【甲状腺】
'08.03.07 《5.2》
'08.03.20 《1.2》
'08.08.09 《4.4》
'08.11.17 《0.4》
'09.05.17 《1.8》
'10.02.20 《3.6》
'10.04.17 《4.8》
'10.05.29 《3.0》
'10.07.31 《2.5》
'10.10.16 《5.8》
'11.01.04 《3.6》

参考基準値 0.9~3.8

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